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5月5日はこどもの日ですが、今日は、赤ちゃんが生まれてから7歳までにどんなお祝い行事があるのかご紹介します。

毎日がハレの日・・・ですが、お祝い行事の日には、その日に行う意味があります。昔からの言い伝えどおり、しっかり行事を行うのも、いい想い出になると思います。

お七夜・・・誕生後7日目(生まれた日も入れて)に赤ちゃんに名前をつけ、白紙に書いて神棚や仏壇などに貼ってお祝いをするため、命名式 名づけ祝いともいわれます。ママの体調もまだ戻らない時期なので、あまり無理はできませんが、ご家族でお食事をしたり、赤ちゃんの手形や足型をとったり、記念写真をとったり、赤ちゃんとママの体調をみながら楽しく過ごしてください。

お宮参り・・・生後28日から30日前後で、初めて地元の神者にお参りして、その土地の一員になったことを認めてもらい、こどもの健康と長寿を祈る行事です。大きな神社に行く方も多いですが、正しくは、地元の神社にお参りします。

お食い初め(百日祝い)・・・生後100日目にこどもが初めて大人と同じご飯を食べるという節目のお祝いです。歯が生えるほどに成長したことを喜び、こどもが一生食べるものに不自由しないように祈り、健やかな成長を願います。「子ども用の茶碗、箸などをそろえ、箸で食事する一人前の人として扱います。一緒にごはんを食べる・・・といいますが、まだ食べられる時期ではなので、「百日の一粒食い」といって、ごはん粒をひとつ口に入れたり、尾頭つきの鯛などを食べさせる真似をします。

初節句・・・誕生後初めての節句のことで、男の子は5月5日の端午の節句、女の子は3月3日の桃の節句のことをいいます。男の子には、健やかな成長や立身出世を願い、兜や鯉のぼりを贈り、女の子には身代わりになって病気や災いを引き受けてくれるように、と雛人形を贈ります。

初誕生(はつたじょう)・・・1歳のお誕生日。1歳になると、一緒にごはんが食べられるようになったり、歩けるようになったりとお祝いもご家族みんなで楽しめるようになりますね。一升餅を背負って歩いたり、初めてのケーキに挑戦したり・・・と可愛い写真がたくさん残せますね。

七五三・・・三歳の男女、五歳の男子、七歳の女子が11月15日にお宮参りをし、子供の成長を祝いします。北海道では繰り上げて10月15日に行うところもあります。成長の大切な時期に氏神様にお参りして守っていただくとともに、神様からも地域社会からも、ひとりの人間として認められる行事です。
今では神社参拝よりも、可愛い衣裳を着てのお写真撮りの方に重きをおく方が多くなってきているかもしれませんね。

季節や時期に合わせてたくさんあるお祝いの行事ですが、昔から伝わる行事をしっかり行うのもきっと忘れられないご家族の想い出になるのではないかと思います。